こんにちは!
さいたま市西区・岩槻区・伊奈町を中心に、外壁塗装・屋根塗装を行っています、『内田塗装』です。

外壁塗装は、単にお家の見た目を良くするだけではなく、適切な塗装を行うことで、大切な家を雨や紫外線から守り、その耐久性を大きく高めることが期待できるのです。

質の高い仕上がりを長く維持するためには、塗装の基本工程を理解しておくと良いですよ👆
今回は、外壁塗装の要となる「下塗り・中塗り・上塗り」の違いと、それぞれの役割について、詳しく解説していきます!

丁寧な「3回塗り」が重要な理由とは?

外壁塗装の基本は「3回塗り」です。この工程が、塗料の性能を最大限に引き出すカギとなります💡

1. 下塗り:土台を固める「接着剤」

最初に外壁材に塗布するのが下塗り材です。これは、私たちが化粧をする時の「下地」のようなものだと考えてみると分かりやすいですね。

●役割:外壁材と上から塗る塗料(中塗り・上塗り)をしっかり密着させること。この密着力が、塗膜の剥がれを防ぎ、耐久性を左右する土台になります。

●特徴:多くは白や透明、クリーム色といった色合いで、外壁材の状態や種類に合わせて最適なプライマーやシーラーを選びます。

下塗りが不十分だと、せっかくの高性能な塗料も、すぐに剥がれてしまうリスクがあるため、最も重要な工程の一つと言えるでしょう👆

2. 中塗り:塗膜の厚みを確保し、色を整える「ベース層」

下塗りが乾燥した後に行うのが中塗りです。ここからは、お客様が選んだ仕上げ色の塗料を使っていきます。

●役割:均一で十分な塗膜の厚みを確保し、塗料が持つ本来の機能性を発揮。また、塗りムラを防ぐベース作りでもあります。

●ポイント:通常、中塗りと次に塗る上塗りには、同じ仕上げ塗料を使います。

3. 上塗り:美観と保護の最終層「トップコート」

そして、最後の仕上げが上塗りです。

●役割:中塗りの塗り残しや塗りムラをカバーし、外壁を美しく仕上げます。さらに塗膜を厚くすることで、紫外線や雨風に対する保護性能をさらに高めてくれます。

この3回塗りを丁寧に行うことが、メーカーが定める塗料の耐用年数を守るための基本中の基本なのです💡

【豆知識】中塗り・上塗りの色を変えるのはアリ?

中塗りと上塗りをあえて別の色で塗ると、「手抜き工事」の防止になる、という話を聞いたことがあるかもしれませんね。

色を変えることのメリット・デメリット

確かに、中塗りとは違う色の塗料で上塗りをすれば、中塗りを省いた手抜きがあった場合にすぐに発見できるというメリットはあります。
これはお客様にとっては安心材料になるかもしれませんね。

しかし、色を変えることには注意点もありますよ💡

中塗り・上塗りに同じ塗料を使うことで、塗膜全体が一体化し、密着性や耐久性が高まるというのが一般的な考えです。
色を変えると、塗料同士の相性によっては、塗膜の性能が低下するリスクも…。

もし将来、上塗りが部分的に剥がれた場合、下に塗ってある中塗りの色が目立ってしまうといった問題も出てくるでしょう。

私たちは、お客様との信頼関係こそが最も大切だと考えておりますので、メーカーの指示通り同じ塗料で3回塗りを徹底しています。

外壁塗装は工程の理解が鍵💡

外壁塗装は、ご自宅を長い期間守り、美観を維持するための重要な役割です。
『下塗り・中塗り・上塗り』という各工程が持つ意味を理解することで、業者選びや見積もり内容を判断する際に、役立つでしょう✨

内田塗装では、この基本を徹底し、お客様の大切な住まいを長く守るための丁寧な塗装を心がけております。
外壁のことで気になることやご不明な点があれば、いつでもお気軽にご相談くださいね😊